介護職は、人の生活の質を守る仕事として大切な役割を持つ仕事です。
そんな介護職に興味はあるけど、どのようなスキルが必要になるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
介護の仕事を行うにあたり、必要なスキルはもちろん専門知識です。
利用者の身体の扱い方、食事や入浴、トイレ動作などの介助方法の知識が必要になります。
また、利用者の生活をサポートするための様々な福祉用具があります。
その道具の使い方やどのような利用者に使用するべきかの知識、経験が大切になります。
専門知識以外としては、観察力が求められます。
利用者の身体の細かい変化に気付けるか、危険行動をする利用者を発見し、未然に転倒や怪我などを防げるかは観察力が鍵になります。
このようなスキルの中で初心者にもっとも大切なスキルが、コミュニケーションです。
介護職の職場のスタッフは、様々な職種の方や年齢層も幅広いため、コミュニケーションのすれ違いが起こりやすい環境にあります。
そのため、利用者に関しての情報を伝えたつもりが伝わっていない場合や、逆に伝わってこない場合もあります。
その結果、利用者の転倒や誤嚥などが生じ、生活の質を落としてしまうことがあります。
初歩的な失敗が、深刻な事態を招きかねません。
このような失敗を無くすためには、職種や年齢層に関係なくコミュニケーションを密に取り、その内容を必ずメモに残しておく必要があります。
これを行うことにより、コミュニケーションのすれ違いを最小限に抑えられます。